隣のハットさん!

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ニッポンらぶなハット家のお騒がせ奮闘記 in Canada!!

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カナダ 永住権申請 2016年12月以降の変更点 永住権取得まで ①

永住権申請が面倒だということは聞いていたが、本当に手間がかかる。申請準備はもちろん、申請してからも長い。しかし申請自体はある程度英語ができる方なら自分でも十分できる、ということを実際申請してみて思った。私の場合カナダにはビジターで入国し、カナダ国内から申請した。だがカナダ政府はその年の12月に配偶者のスポンサーシップが12ヶ月以内に完了するよう審査期間を短縮すると発表した。以下は2016年12月以前と以後の変更点らしい。簡素化したらしいが、新しい申請キットにザッと目を通した感じ相変わらず面倒くさいし、申請用紙の種類は減ったかもしれないがその分ページ数が増えた気がするので大して有難い変更点もない。

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余談になるが、日本の永住許可申請と比べてみた。

6〜7年前、夫が日本で永住許可申請をした時は、たったの2ページの申請書と手数料も1万円しなかった気がする。必要書類も夫のパスポートや在留カード、私の戸籍謄本や住民票くらいだった。夫が永住許可取得するまで3ヶ月と短かったし、まあ日本とカナダでは審査する数が比較にならないので期間に関しては仕方がないのだが。

 

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上の写真は私の申請書類一式。夫の永住許可申請書との差は歴然!手数料も10倍以上(涙)

私は申請前に同じ永住権申請された方のブログなどを参考にさせてもらっていたのだが、私が申請した時には海外からの申請か、カナダ国内からの申請かの2通りしかなく、いわゆるカナダからの国外申請というものはなかった。現在海外からの申請も、カナダ国内からの申請もセクションは違うがどちらもミシサガに送るようになっている。

もう1つ変更した点は、Police Certificate(犯罪経歴証明書)についてである。私が申請した時は日本の警察から1通、あと18歳以降、確か6ヶ月以上住んだことのある国からも1通必要だった。新しいガイドラインを見ると、まずPolice Certificateは申請書類一式と一緒に送る必要がなくなり、IRCC (CICからいつの間にか名前が変更)から連絡があった時点で送付するよう変更になった。その際は、1)The country where you currently live, if you have lived there for six months or more - 現在住んでいる国から1通(6ヶ月以上その国に住んでいる場合)2)The country where you have spent most of your adult life since the age of 18 - 18歳以降の大半を過ごした国から1通取得して提出することになっている。私の場合、18-21歳までをアメリカで過ごしたので、FBIから約3ヶ月かけてアメリカでの犯罪経歴証明書を取り寄せた。が、18歳以降のほとんどは日本で過ごしているので新しいガイドラインに従えばFBIからの犯罪経歴証明書は必要なく、日本のだけで良かったことになるはず。

私のように2016年後半に申請した方は、もう少し待てばひと手間省けたこともいくつかあったのに...こればかりは仕方がない。

ハット家の場合申請してからもうすぐ7ヶ月になるが、5ヶ月前に申請書一式を受け取ったというメール以来音沙汰がない。オンラインで審査状況をちょくちょく調べてみるも、進展ゼロ。確かにカナダ国内からの審査期間は26ヶ月となっているので、7ヶ月じゃ進展なんてないのかもしれない。全てがとんでもなくスローなカナダにはちょっと辟易するが、進展があればここで報告していくので興味のある方は数ヶ月後にまた寄ってみてください(笑)