隣のハットさん!

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ニッポンらぶなハット家のお騒がせ奮闘記 in Canada!!

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レギンスは下着?それともオシャレ着??

今日のニュースにアメリカのユナイテッッド航空がレギンスを着用した十代の少女2人の搭乗を拒否したニュースが出ていた。記事を読んでみると彼女らは通常の搭乗客ではなく、いわゆるバディーパス(航空会社社員、その家族または友人向けの優待制度)を利用しての搭乗だったようで、この場合は服装規則が定められている。レギンスに限らずジーンズとかもダメだったはず。(航空会社によるかもしれない。)「なぜレギンスで搭乗拒否になるのか?」と思われた方も多いのではないだろうか。日本でレギンスといえばチュニックなどの下に履いたり、ショーツやスカートの下に履いたりするのが一般的だと思うのだが、ここでいうレギンスは上に何も履かず、本当にレギンス一枚なのである。要するにスパッツだけ。アメリカやカナダではこのレギンスいっちょが今とても流行っているのだ。

実はこのレギンスについては、ハット家でもよく話題に上る。オンタリオにいた時もノバスコシアに越してきてからも、レギンスを履いて街中を歩く女性をよく見かける。たまに見かけるのではなく、出かけると必ず10人程は見かける高確率だ。注意して歩いていればもっといるだろう。真冬の氷点下20度近くてもレギンス一枚にブーツで歩いているから驚きだ。レギンスの多くは黒のものが多く、ハット家ではレギンスを履いている女性を「ブラックタイツ」と呼ぶようになった(笑)レギンスの中には太ももの外側やふくらはぎの辺りがメッシュになっているタイプもあり、素肌が透けて見える。お尻を隠す丈のシャツやセーターを着てくれたらいいものの、お尻丸出しでレギンス一枚で歩いているので正直同性の私でも目のやり場に困る。レギンスの特性上、お尻、太もも、ふくらはぎのラインが強調されるのだ。超肥満体のおばちゃんからガリガリの女の子まで、履いている人の年齢と体型は様々。もうここまでくれば今流行りのファッションと言っても過言ではないだろう。

ニュースの記事に戻るが、これを読んだ日本人のコメントを見ていると、「恥ずかしい」「レギンスだけで出かける勇気は無い」「下品」とかあまり良いイメージは無いようで、ハット家と同じ意見の方が多いことにホッとした。やはりレギンス=下着というイメージがまだまだ日本では強いようだ。私と夫の意見は多くの日本人と同じだと知ってホッとした反面、レギンス愛用者の娘がいることに矛盾を感じてしまう。あくまでもレギンス反対派なので娘がレギンスを欲しがっていても買い与えなかったのだが、ある日友人からプレゼントとしてもらって帰ってきた(涙)娘がブラックタイツの仲間入りしてしまったことを悲しむも、これがティーンエイジャーの娘を持つということなのだろう。レギンスを履く時はなるべく長い丈の服を着るように言い、教会やディナーにお呼ばれした時はカジュアルすぎるので着用しないよう説明し納得してくれたようだ。(今のところ。)恐るべしレギンスの影響力?一体いつまで続くのだろうか?日本でも流行る日は来るのだろうか?