カナダ医療事情＜実際に病院にかかってみた＞

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おはようございます、ハットです！前回はカナダの医療事情について簡単に書いてみましたが、今日は実際私が病院にかかった時のことを綴ってみたいと思います。

病院にかかった理由

病院嫌いの私が渋々病院にかかった理由は、首・腰の痛みが耐えられなくなったからです。実は昨年の冬あたりから骨盤の中の方が痛み出し、日常生活も辛い状態だったのですが元々腰が悪い私は常に腰痛持ちで、自分で言うのもなんですが痛みには強い方だと自負していました。「どうせ痛み止めを処方されるだけだろう」と病院にも行かず（病院嫌いの典型的な言い訳）なるべく安静にしていたこともあり、その後痛みの度合いは少し良くなりました。

それから数ヶ月、いつの頃からか首の痛みに悩まされるようになり最近では首を回したり、時には座っているのも（頭の重みを感じるのも）辛く、ムチウチ症の人が首に着用するカラーが欲しいほどになってきました。首のせいなのか頭痛もひどく、仕方なく市販の鎮痛剤を服用してみるものの頭痛には少し効いても首の痛みには効きません。そんなのが２ヶ月ほど続き、相変わらず腰痛もあり、夜寝ていても寝返りを打ったり少し動くだけで首と腰の痛みで目が覚めるのがお決まりとなりました。

私は元々眠りが浅いようで、少しのことで目を覚まします。夫は夜中1〜２回ほどトイレに行くのですがその時はもちろん、夫が寝返りを打ったり、外でカサカサ音がしたりするだけで目が覚めてしまいます。なので痛みはもちろんですが、今以上に夜の睡眠を妨げられるのが耐えられず、仕方なく重い腰を上げ病院に行くことにしました。

ウォークインクリニックにて

その日は朝一で行く予定が少し遅れてしまい、クリニックはもうすでに混み始めていました。クリニックでは受付の順番を待ち、州の医療保険のカードを提示します。この日が初めてだったため、その他住所や電話番号、緊急連絡先の登録もしてもらいました。それから待つ事１時間半。やっと自分の名前が呼ばれ診察をしてもらいました。担当の医師は、夫と息子を診てくれている同じ女医さんです。

首と腰が痛い事、その他にも色々痛いところや気になる事があったので症状を説明しました。これらの情報は全て記録され、医師から家族の病歴なども聞かれました。

その後、問診と簡単な運動、反射、感覚検査をし血液検査とレントゲンを撮るように言われました。

ウォークインクリニックではここまでです。診療費は無料なので診察室を出ると支払い待ちをすることもなく、そのまま帰宅できます。（薬を処方されている場合は、処方箋を持って薬局に行きます。これは日本と同じですね。）

このウォークインクリニックではレントゲンも血液検査もできないので、同じ町にある別の病院に行って検査を受ける必要があります。検査を行っている日が火曜、木曜の週２日と決まっているので、翌日朝一番でまた検査を受けに行くことになりました。

レントゲンと血液検査

翌朝別の病院に検査を受けに来た私は、こちらでもまず受付を行いました。ここではウォークインクリニックでもらった検査の予約票を提出し、州の医療保険のカードも提示します。本人確認のため名前と生年月日を聞かれ、母親の名前も聞かれました。その後別の待合室で血液検査とレントゲンの順番を待ちます。

レントゲンに先に呼ばれ、ピアスもネックレスもつけていなかったので着替えることもなく髪をおろすだけでオッケーでした。頚椎の場合はブラジャー着用でも大丈夫なんですね。頚椎のレントゲン撮影では、いろいろな角度を向くよう指示されました。最後は口をできるだけ大きく開けて撮影。間抜けな顔してるんだろうな〜と心で思いながら終了。ウォークインクリニックで腰の痛みも訴えておいたのに、腰のレントゲンは撮ってもらえませんでした。どうせなら両方調べてもらいたかったのに...

レントゲン撮影後すぐ血液検査に呼ばれ採血。こちらも本人確認のため名前を生年月日を言わされました。採血スピッツ４本分取られ、血液を直視しすぎたのかちょっとフラフラしながらもこちらも終了。

検査も無料なので、検査が終わればそのまま帰れます。

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