隣のハットさん!

隣のハットさん!

ニッポンらぶなハット家のお騒がせ奮闘記 in Canada!!

MENU

Medical Examを受けてきた。永住権取得まで③つづき

IRCCよりEメールでMedical Examinationのリクエストが来たのが6月8日。30日以内にMedical Examを受けなければいけないので、すぐに指定医のオフィスに電話をして予約を入れてもらい、先週の金曜日に行ってきました。が...ここでトラブルが。クリニックに行くと、eMedicalのウェブシステムがダウンしていて健康診断が受けられないとの事。片道1時間半かけて行ったのが無駄足に(怒)仕方がないので予約を入れ直して再度行ってきました!今回は出かける前にクリニックに電話して、「eMedical動いてる〜?」って確認してから出掛けました!!

このクリニック、雑居ビルの一角にあり、クリニック自体の設備はお世辞にも良いとは言えません。視力検査に使う検査装置はなく、代わりにポスターがドアに貼られており、もちろん遮眼子(黒いスプーンのようなやつ)の代わりはどこかの会社のパンフレット。尿検査用のカップはピクニックやBBQの時に使うプラスチック製のコップで、しかも特大サイズなもんで尿を取るのも一苦労。待合室の椅子の布は破れてガムテープで補修されていたり、本棚の本は乱雑に置かれていて、一体いつの雑誌だろう?と思われるものも。壁に掛けられた南米かどこかの木製アートを見ていると、急に自分がどこか知らない国に来たような気分になりました。

このクリニックでは、尿検査、視力検査、身長体重、血圧、診察(胸の音、喉と耳のチェック、膝蓋腱反射)と問診(過去の病歴などを聞かれる)をします。その後、X線と血液検査を受けるため近くの大きな病院へ移動しなければいけません。クリニックの設備の充実度によっては、一箇所で検査を全てできる場合もあるのかもしれませんが、ここノバスコシア州の場合は要移動です。私が行ったクリニックの場合、5〜6ブロックほど歩かされるので歩きやすい靴を履いて行きましょう(笑)

近くの病院で検査を受けるのには、クリニックで作成してくれる自分の写真入りのeMediacalのフォーム(2種類)、パスポート、州の保険証が必要です。病院に着くと、X線と血液検査の料金約$81をまず支払います。州の医療保険に加入していると、少し安くなるようで$81で検査を受けられるそうです。その後、X線の受付に行きここでeMedicalのフォームを渡します。(1枚は返却され血液検査の時に提出します。)ここでも保険証、パスポート、あと検査料$81のレシートを見せるように言われました。名前が呼ばれたら検査着に着替え、胸のレントゲンを1枚撮って終了。待ち時間も数分とあっという間でした。

次に血液検査を受けるため病院内を移動。血液検査室の受付のおばちゃんはバイカーっぽい格好の怖そうなおばちゃんで、私が待っているのにも関わらず、こちらをチラリと見ることもなく電話中。内容が聞こえてくるんだけど、自分のスマホのプランを変更するために電話会社と電話中ではありませんか!?いや、それめちゃめちゃ私用じゃない?患者が目の前で待っているのに、電話が終わってからも「ごめんなさい」の一言もなし。しかも同僚も「プラン変更できた?」なんて聞いてるし。「仕事しろよっ!!」って言いたいのは山々でしたが、おばちゃん怖そうだし、小心者の私には言えませんでした(涙)血液検査が終わると、検査技師が顔写真付きのeMedicalのフォームにサインをしてくれるので、これを持ってクリニックに戻ります。クリニックで診察代$150を払えばMedical Examは終了。病院からX線と血液検査の結果が届いたら、クリニックの医師がeMedicalのシステムを使って移民局に送ってくれます。「1週間半後には移民局に送っているはずなので、ちゃんと送られたか心配な場合は電話して」って言われました。

指定医によると、今までならMedical Examinationを終えて通常約4ヶ月でパスポートリクエストが来るらしいのですが、IRCCは昨年の12月からこの期間を短縮したようで、今後は約2ヶ月でパスポートリクエストを送ると言っているそうです。本当かな?とりあえず検査結果に問題がないことを祈りながら、IRCCからの連絡を待つことにします。

追記:クリニックの受付のお兄さんに言われたように、私の検査結果が無事移民局に送られたかどうか、検査から1週間半後に電話してみました。検査に行ったのが、6月23日の金曜日なので週末を挟み翌週の水曜日に結果は移民局に送られたようです。後は次の連絡を待つのみ。