隣のハットさん!

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ニッポンらぶなハット家のお騒がせ奮闘記 in Canada!!

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息子はギフテッド。

ちょっと前の話になってしまうのですが...お弁当研究家であり発達障害児の母でもある桜井奈々さんのブログを読んでいると、彼女のある記事の中で、「(娘さんの)障害を"個性"と言われると凹む」と書かれていました。娘さんの発達障害をカミングアウトすると「個性なんだから!!気にすることないよー!」と言われるらしいのです。桜井さんのこの記事を読んでいたら、昔を思い出しモヤモヤしてきた〜のでブログに綴ることにしました。

私のブログの中でも少し触れていますが、うちの息子は3歳の時に発達障害の診断を受けています。そして夫も絶対大人の発達障害だと私は120%確信しています!息子が診断を受けて以来、発達障害に関する書籍を一体何十冊読んだだろう。発達障害の療育に関しては、北米に比べるとやはり日本は遅れていて(主治医もおっしゃっていたほど)それどころか、当時私たちが住んでいた町では何の支援も行われていませんでした。なので周りの人が発達障害について知る由も無いのは仕方がないのです。それはわかっているのですが、「子供の個性」「親の気にしすぎ」「しつけがなっていないだけ」「病気じゃない」など、発達障害の事を何も知らない人達にこのような事を言われる度に凹んでいました。もっと凹むのは、学校から帰ってきた息子に、「〇〇くんに『(息子は)頭がバカだから支援学級に行ってるんでしょ』って言われた」とか、「〇〇くんが『支援学級は楽しいことばっかりしていていいよね。僕も病気になりたい。』って言ってた」とか聞かされる時です。「支援学級はバカ / 病気の子が行くクラス」なんて学校では教えていないから「あ〜、きっと〇〇くんの親はそういう風に言ってるんだな」と想像がつく訳です。(当時1年生の子達が自分で思いつくとも思えないし。)そういう時って、「個性」って言われるよりグサッてきていましたね。

うちでは「個性」「病気」「障害」という言葉は使わず、「ギフト」だと言ってきました。だって本当に息子自体が神様からのギフトだし、彼は多くの才能(ギフト)を持って生まれてきているからです。苦手な事はあるけど、それはみんなも同じ。その代わり彼の才能はみんなよりずば抜けて優れている!君は特別なんだよ!!

桜井さんのブログを読んで、昔私も同じ思いをしたことを思い出したのと、桜井さんの娘さんとうちの息子が同じ年という事もあり、ちょっと親近感を覚えてしまいました♪