隣のハットさん!

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ニッポンらぶなハット家のお騒がせ奮闘記 in Canada!!

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カナダの予防接種事情

 

こんにちは、ハットです。

 

先日、7年生になる息子が学校から予防接種の問診票をもらって帰ってきました。

 

カナダでは7年生 (12~13歳) で4種類の定期接種を実施します。

 

1つ目は、破傷風・ジフテリア・百日ぜきの3種混合ワクチン  Tdap と呼ばれるもの。

2つ目は、髄膜炎菌のワクチン Meningococcal A,C,Y,W-135 と呼ばれるもの。

3つ目は、B型肝炎のワクチン Hepatitis B と呼ばれるもの。

4つ目は、ヒトパピローマウイルスのワクチン HPV と呼ばれるもの。

 

子供達が日本で最後に予防接種を受けてから随分経つし、上の4種類を本当に接種する必要があるのだろうか?予防接種を受けて健康被害は報告されているのだろうか?など疑問もあったため、いろいろ調べてみました。

(ちなみにうちの子たちは日本の予防接種法に基づいたスケジュール通りに受けてきたので、今回は日本の予防接種を参照しています。)

 

 

まず2018年現在日本の定期接種になっているもので、うちの子たちの頃にはなかった予防接種が何種類かあることに気がつきました。

というか、たくさんありすぎて驚きました!

  1. Hibワクチン
  2. 小児用肺炎球菌ワクチン
  3. B型肝炎ワクチン
  4. 水痘ワクチン
  5. HPVワクチン

現在日本の定期接種には9種類のワクチンがあるようですが、そのうち上の5種類についてはうちの子たちは未接種ということになります。未接種率、高っ!!

しかも上の娘に関しては、カナダに移住したのが7年生の途中からだったため、カナダで推奨されている予防接種4種も受けられていません。

 

 

話は戻り...

 

息子にどの予防接種が必要なのか、日本での接種率はどうなのか?など調べていて

 

まず1つ目の Tdap は受けさせることにしました。

日本でも破傷風とジフテリアの2種混合の2期を11歳から受けるようなので、これは受けさせようかなと。

 

2つ目の Meningococcal A, C, Y, W-135 についても受けさせようと思います。

こちらは少し悩みましたが、髄膜炎という病気の怖さを知っているのと、いずれ寮生活をする可能性が高いことから受けさせることにしました。

髄膜炎菌は集団感染することがあるようで、米国や英国の大学の中には接種が必須になっている学校もあるようです。

 

3つ目のHepatitis B も接種する方向です。

感染する機会はほとんどないだろうと思い受けさせない予定でしたが、いろいろ調べているうちに、注射針や輸血以外からも簡単に感染する事実を知ってしまい、また日本でも定期接種となっていることから、受けさせることにしました。

 

4つ目のHPV については受けさせないです。

日本では女児のみ対象となっているのに、カナダでは女児・男児ともが接種を推奨されています。また日本では現在「積極的な接種勧奨の一時差し控え」中なので、HPVは受けさせないことにしました。

 

息子が最初問診票を持って帰ってきた時に、「多分1個くらい受ければいいんじゃない〜」なんて言ってたのが、3種類受けさせることになり(しかも Hepatitis B に関しては2回接種だし)4回も注射を受けると知ったら嫌がるだろうな〜

 

hatでした。