隣のハットさん!

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ニッポンらぶなハット家のお騒がせ奮闘記 in Canada!!

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その虫刺され蚊じゃないかも。ヌカカ(糠蚊)の恐怖!

ヌカカ(糠蚊)とは

日本に住んでいた時は海のない県に住んでいたからか、山間部に住んでいたからか、糠蚊(ヌカカ)という1〜2mmの小さな虫のことなんて聞いたこともなかったし、この極小の虫がこんなにも人間にダメージを与えるとは思いもしませんでした。

このヌカカはハエ目に分類されている吸血昆虫で、糠粒のように小さいことからヌカカ(糠蚊)と呼ばれているそうです。海辺、水辺に集団で飛んでおり、体が小さいため襟元や袖口から服の中にも入ってくる厄介な奴らです。

ヌカカに刺されると

一番最初にこの虫の刺され跡を見たのは、娘が近所の貯水池に泳ぎに行った後の事。夕方から友達と泳ぎに行き、その日はなんともなかったのに次の日「かゆい、痛い」と大騒ぎ。よく見ると体中に赤いブツブツがあり、数えてみると40箇所ほど!なんと娘の友人は100箇所近く刺されたそうで、蚊の刺され跡とは違うし痒いしでその子は病院に行ったほどだったそうです。

先日、近くのビーチに泳ぎに行った時のこと。時間は夕方4時ごろでした。私は泳がないのでビーチに座って子供たちが泳いでいるのを眺めていたのですが、小さな虫が私の周りを飛び回っているのには気がついていました。何度か私の腕にもとまっていたので虫も見ましたが2mm程度の小さな虫で、パッと見、至って無害に見えるこの虫。結構たくさん飛んでいて私に寄ってくるので煩わしいなあと手で払っていましたが、こんなに凶悪な奴らだったとは... 不思議なことに刺されてもその時はなんともないし、刺されていることすら気が付かなかったのですが、翌日から恐怖がやってくるのです!

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写真は刺されて数日経っているので少し落ち着いてきている状態です。刺された次の日はもっと赤みが強く腫れていました。刺された真ん中の部分が硬くなるのが特徴のようです。私の場合この虫に刺されると1ヶ月近く痒みが続きます。そして痒みの強さは、蚊に刺されたのとは全く比べ物になりません。蚊が可愛く思えるほどです。

これがヌカカ!

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小さいからといって侮ってはいけない!私も小さいから刺さないだろうと思っていたらひどい目に遭いました。Tシャツの中にまで入り込んできて、腕の付け根あたりから、胸元にかけて刺され、腕、首、そして目尻まで計20箇所近く刺されていたのに、翌日まで気がつかないとは...恐るべしヌカカ!刺されてから5日経つのに痒みは引くどころか、痒くて痒くて仕方がありません。

終わりに

私もこの歳になるまでヌカカの存在を全く知らなかったように、意外と知られていないマイナーな昆虫ヌカカ。水辺を好むようなので、海や湖に行った後に長引く虫刺されがあったならそれは蚊ではなくヌカカかもしれません。通常1箇所や2箇所ではなく大量に刺されているのと、痒みがとても強いのが特徴です。

山に行けばマダニを恐れ、海に行けばヌカカに悩まされる。専門家の方たちが長袖長ズボンで出かけなさい、虫除けをしっかりしなさい、というのがやっとわかってきた気がするハットでした。

 

追記:この記事を書いてから1ヶ月ちょっと経過しましたが、未だにヌカカに刺されたところが痒いです。四六時中痒いというわけではないのですが、突然痒くなります。見た目は虫刺されが干からびた感じで、1ヶ月経っても痕が残っていることがスゴイ!