カナダ ついに大麻合法化へ
こんにちは、ハットです。
先月、ついにカナダで大麻が合法化されることが決定されました。
当初の予定より8〜12週間遅れるとのことでしたが、合法化は10月17日施行となった模様。
これに先駆け、在モントリオール日本国総領事館からメールが届いていました。
カナダ在住の方で日本領事館に在留届を提出している方には同じ内容のものが届いていると思いますが、念のためこちらにも貼っておきます。
以下、在モントリオール日本国総領事館より。
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本年6月21日に成立しました「カナダにおける大麻に関する法律」が10月17日より施行されます。他方,日本の大麻取締法においては,大麻の所持・譲渡(購入含む)等については違法とされ,処罰の対象になっております。この規定は海外において行われた場合でも適用されることがありますので,在留邦人や日本人旅行客の皆様におかれましては,これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないよう注意願います。
本年6月21日に成立しました「カナダにおける大麻に関する法律」が10月17日より施行されることに伴いまして,邦人の皆様に対し以下の注意点についてお知らせいたします。
1 カナダでは,本年10月17日から,大麻(マリファナ)の所持・使用が合法化されます。
2 一方,日本では大麻取締法において,大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。
3 この規定は日本国内のみならず,海外において行われた場合であっても適用されることがあります。
4 在留邦人や日本人旅行客におかれましては,これら日本の法律を遵守の上,日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。
(参考)カナダにおける大麻に関する法律(2018年6月21日成立)
(1)目的
同法は,カナダ全土における大麻の製造,頒布,販売及び所持を管理するための厳格な法的枠組を策定するものであり,(ア)未成年者による大麻の利用を防止すること,(イ)大麻による利益から犯罪者を排除すること,(ウ)安全で合法的な大麻を成人が利用できるようにし公衆の健康と安全を保護することを目的とする。
(2)主な内容
(ア) 大麻使用の管理
州法が規定するところに基づき,18歳以上の者*は合法的に30グラムまで大麻を所持したり他の成人と共有したりすることができるものとする。
※ 州・準州は,同法の定める年齢よりも高い年齢(例:19歳)を州の大麻使用の最低年齢として定めることができる。
(イ) 未成年者の保護
18歳未満の者に対し大麻の販売又は提供した者は,懲役14年以下の罰則が科されるものとする。
なお,大麻が販売される場所,大麻の使用が禁止される場所等の細則については州法で規定されることとなる。
(3)注意事項
大麻のカナダ国外への持出し及びカナダ国内への持込みについては,同法施行後も引き続き違法となる。
(4)その他
大麻の合法化についてはトルドー政権が公約として掲げていた重要施策の一つ。
本メールへのご質問事項は,在モントリオール日本国総領事館(514-866-3429:領事班)までご連絡下さい。
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日本でもニュースとなっていましたね。記事はこちらから。
国家として合法化するのは2例目で、しかも先進国としては初。
使用は18歳以上(州によっては19歳)としているものの成人間の共有を認めているので、法で禁止したって18歳以下に渡るのは目に見えてわかってるよね。
今回合法化されるに当たり、親として何が一番心配かというと、大麻の影響下にある人たちの運転する車。
(もちろん街中に大麻の影響で情緒不安定な人が増えるのではないか、という不安もありますが...)
厚生省のサイトに大麻の影響が載っていたので紹介します。
厚生労働省ホームページ 「今、大麻が危ない!」より
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000193406.html
大麻乱用で知覚に変化が現れるのは証明されています。
大麻を使用るすことで、お酒に酔ったような酩酊感が出たり、ボーッとして集中できなくなったりするのに、それを合法化するなんて信じられない。
そんな状態の人が街中を運転していると思うと恐ろしいです。
政府が合法の大麻を犯罪組織と同額の値段で販売すれば、犯罪組織の密売は減るかもしれない。でも若者の乱用は防げないと思うし、逆に「合法になったから」と大っぴらに大麻を嗜む若者が増えるのではないかと思うのは私だけ?
トルドーは選挙時の公約を守るために必死だけど、それ以上に大切なものがあるのでは?
また一つ、カナダに住みたくない理由ができました。
hatto